この記事では、2022年8月期における【RYLD】の分配金について紹介します。
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各期ごとの利回りや増配率、配当を含めたトータルリターンもまとめていますので、ご利用ください。
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まとめ
今期分配金 | $ 0.2069 |
---|---|
単期利回り | 1.00 % |
直近1年間利回り | 12.33 % |
増減率:前年同期比 | – 17.57 % |
増減率:「直近1年間」の前年比 | – 0.16 % |
基準価格の推移
各種データ
年間分配金と増配率
分配金は前年同期比で「-17.57%」の減配となっています。
なお、カバード・コール戦略という特殊な仕組みであることから、企業の成長に伴う配当ではないので、他のETFとは増配・減配の捉え方が異なります。
ボラティリティの大きさにより【利回り】が決まるため、【増配・減配】というよりも、単純に前月より【多い・少ない】といった感覚が近いですね
設定来リターン(配当有り・無し)
※ETF設定日:2019年4月17日
設定来でキャピタル単独を見ると「-17.03%」となっています。
分配金を含めた設定来リターンは「+18.34%」です。
このETFも【QYLD】と同様、プラスリターンの全てが分配金によるものとなっています。
記事投稿時点だと…
現在価格 | $ 20.45 |
---|---|
設定来トータルリターン | + 17.14 % |
直近5年 | – % |
直近10年 | -% |
直近15年 | -% |
各期の利回りと権利付き最終日終値
8月期単体利回りは「1.00%」となっています。
直近1年間の利回りは「12.33%」です。
なお、これらETFは運用ルール上、単期での最大利回りが【1.0%】となっています。
※ごくわずかの誤差はあります
【RYLD】の元指数である【Russell 2000】はもともとボラティリティが高いため、ほとんどの月で単期最大利回りの「1.0%」を記録しています。
また、前年同期と利回りは同じなのにも関わらず、大きなの減配となっています。
各期ごとの分配金推移(おまけ)
他の一般的なETFと違い、これらETFは分配金の仕組みが特殊であるため、参考として分配金推移を紹介します。
- オレンジ:分配金額
- ネイビー:単期利回り
分配利回りが同じでも、支払われる分配金の額には差があることがわかります。単期利回りが1%でも、それぞれ金額が違いますよね。
利回りが低くなった場合に分配金も低いのは、ある意味当然と言えます。しかし、利回りが同一なのにも関わらず分配金が減少傾向となることがあるのは、若干気になるところです。
分配金履歴
履歴については、以下のサイトにて詳細に閲覧できます。
[Seeking alpha] ←海外サイトです
- Declare Date:配当発表日
- Ex-Div Date:権利落ち日
- Amount:配当額
インカム全力
今回ご紹介したETFは、カバード・コール戦略を用い、オプション取引を駆使して利益を出す特殊な仕組みとなっています。【カバード・コール戦略】とは、上昇相場での儲けを捨て、横ばい相場にて利益を狙う戦略です。
分配金ルールの範囲内ではありますが、得たオプションプレミアムを最大限分配するため、分配金を重視する投資家に大人気となっています。
インカムではなくキャピタルを狙いたい場合は、【QQQ】や【VOO】などの保有も検討すると良いでしょう。
最近の情勢
注目されていたジャクソンホール会合が終了しました。結果は爆下げ。こんなことになるなんて…
パウエル議長の発言がきっかけのようですが、「そりゃそうだよね」ってことを言っただけで、ここまでの下げを誘発するようなことは言ってなかったような気がするけど…
しかし、済んだことを気にしてはいけません。気持ちを切り替え、この下げを喜んでいこうではありませんか。
大切なのは投資を続けること。何があってもポジティブに捉え、楽しまないといけません。
毎月分配のETF。この下げを見逃さず再投資を仕掛け、将来の爆益を掴み取ろうではありませんか。
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