主張・考察

【よくある誤解】損出し?ただの狼狽売り?

この記事では、【損出し】について紹介します。

今年に入りよく見るようになった【損出し】。保有資産が含み損となった投資家が取る行動のひとつです。

また、似たような言葉に【損切り】というものがあります。これもまた下落に対する行動ですね。

さとり
さとり
簡単に整理してみましょう!

ふたつの違い

損切り

トレード目線で保有する銘柄にて行われる手法であり、状況の悪化が続いた場合の損失拡大を避けるため、予め設定した価格まで下落した銘柄を売却するもの。

損失は損失として受け入れ、確保した資金を元に次の勝負へ挑む。

結果として損切り直後に反発することもあるが、それは投資を続けていれば当然経験することであり、あまり気にすることはない。

トレードにおける最悪手である「塩漬け」や、「想定外の爆損」を避けるために行われる重要なテクニック。

損出し

年内にて既に特定口座内で確定利益を出している投資家がする手法であり、長期目線で保有している銘柄が含み損となっている場合において、一度全て売却し、翌日以降に改めて同銘柄を買い直すもの。

確定利益との損益通算により即座に税金が還付されることから、新たな買付余力として有効に使用できる。

確定利益の範囲内で損失を出すものであり、年内の損益がマイナスになるほど売却することはない。

年内の確定利益ではなく過去数年間の確定利益との損益通算を目的とする場合、確定申告による還付となることから、現金(余力)確保までのタイムラグを最小限にするため、年末に損出しを行うことが多い。

保有資産の含み損が消えることから、メンタル面でもスッキリするため、気持ちよく投資を続けることができる。

「下がってから買い戻そう」などといった今後の値動きを予想して行うものではなく、純粋に税金還付を目的として行われる。

売却と買い戻しにかかる手数料、最短でも翌日となる買い戻しまでの値動きリスク、損出しにより還付される金額、こういった要素を比較し、総合的に得になると判断した場合に行うものであり、安易にやるものではない。

ありがちな誤用

しばしば見受けられることとして、【狼狽売りを正当化するために損出しと呼ぶ】事が挙げられます。

色々理由をつけて【損出し】としている発信がありますが、見るところ大抵の場合ただの【狼狽売り】です。

損失の確定はしばしば「負け」と解釈されるため、プライド的にそれを許せない人が、それなりに知的に見えるよう無理して「損出し」と表現しているだけなことがほとんどです。

  • 今回のは損出し
  • 下落したので損出し
  • 今のうちに損出し

【狼狽売り】は何があっても【狼狽売り】です。【損切り】でもなければ【損出し】にもなりません。

別に【狼狽売り】でもいいのです。それが良くない行為だと思っているのなら、自分の中で反省し、今後に活かせばいいだけです。

さとり
さとり
ありのままでいいのです

大切なのは、受け入れて次に進むこと。

ごまかさずに向き合うことで、経験値となるのです。

成功よりも失敗から学ぶことのほうが大きいものです。

真摯に、誠実に投資を続けていきましょう!

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