主張・考察

なぜ暴落煽りが多いのか?

 なぜ下落や暴落の煽りが多いのでしょうか。株価が下がるより、上がってくれた方が嬉しいはずです。ならば上がるタイミングを予想したほうが有益ではないでしょうか?

さとり
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予想に伴う反応は?

 当然ですが、予想の方向とその結果により、周りからの反応は異なります。予想を発信することで思わぬダメージが返ってくるおそれもあるため、意外とリスクのある行為なのです。

上がると予想する

実際に上がったら

予想する人
予想する人
どうでしょう、予想通りです。

流される人
流される人
株価が上がって嬉しい!
(上げ予想に興味なし)

予想に反して下がったら

予想する人
予想する人
そういうこともあります。予想は絶対ではありません。

流される人
流される人
信じたのに!騙しやがって!

評判が下がるおそれがある

 上がる予想をしたものの実際には下落してしまったとき、場合によっては情報発信者としての評判にキズが付くおそれがあります。

下がると予想する

予想に反して上がったら

予想する人
予想する人
嬉しい誤算ですね。

流される人
流される人
株価が上がって嬉しい!

予想通り下がったら

予想する人
予想する人
予想は的中。いかがでしょう。

流される人
流される人
この下落を当てるなんて…
すごい!チャンネル登録!
しかしなぜ予想できたのだろう。なんだこのnote、「完全予想マニュアル」だって?今セール中じゃないか!購入!やばいものを見てしまった…めっちゃ当たってる!

一見、プラスしかない

 予想が外れても「でも嬉しいしょ?」で批判を回避できるし、予想通りになれば自信を持って誇れます。情報発信者にとってリスクは低いと言えるでしょう。

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簡単にまとめると?

  • 上昇予想→実際に上昇:無傷
  • 上昇予想→実際は下落:大きなダメージ
  • 下落予想→実際は上昇:無傷
  • 下落予想→実際に下落:大きなプラス

 上昇予想を的中させることは一見素晴らしいことに思えますが、残念ながら「そんな予想には誰も興味を持たない」という現状があるため、結果的にプラスにならず「無風」となるのです。

 発信者にとって上昇予想とは「ハイリスク・ノーリターン」であり、下落予想は「ノーリスク・ハイリターン」となります。これが、暴落予想だけが常に蔓延っている理由なのです。



過激で悪質なもの

 楽観的な予想よりも、過激で恐怖を誘う予想の方が注目を浴びます。これはYoutubeの再生数や、Twitterでのリツイート数などからも明らかであり、ワイドショーや週刊誌などの戦略からもわかることす。良くも悪くも、とにかく注目さえ浴びられたら良いのだと暴落煽りのみを繰り返すような発信者もいます。

  • 過去の暴落チャートと同じ形
  • 歴史的に○月は下落しやすい
  • オプション期日が重なる
  • 昨日は騙し上げ
  • 昨日はショートカバー
  • 〇〇さんが下がるって言ってた!
  • 最悪のニュースが発表!

 「ボラティリティが高まるから注意!」や「今一度リスク許容度の確認を!」なら親切なのですが、「暴落は近い!」などと煽り続けるのは質が悪いですよね。

 底値で買えなかった腹いせなのか、もう一度チャンスを欲しがっているようにも思えますね。狂ったように暴落予想を連発している発信者は本当に愚かに見えます。マイナスのことしか言わない人は嫌われます。職場にいませんか?始業から終業まで文句と愚痴、なにかと反発しかしない人。イヤですよね。

 …失礼、話がそれました。

 今回、伝えたいことはひとつです。こういった暴落予想を的中させ、目論見通り注目を浴びた発信者は、もれなく自身が販売する情報商材「相場予想マニュアル!」のようなものを売りつけてきます。流されるままに買わないよう、気をつけてください。

 毎日のように暴落予想をしているのですから、いつかは必ず当たります。そして、ほぼ毎日予想を外しているにも関わらず、予想が外れた日は誰もが「上がったからラッキー」状態なので、誰一人として予想を外したことを覚えてません。

 何年間も予想を外し続けておきながら、いつの日か暴落が起きたときには「待ってました!」と言わんばかりに「私はずっとこれを予想していた!」と叫びだすのです。

 暴落時は多くの人が精神的ショックを受けており、不安と焦りに苛まれています。人間心理は「痛みを伴う経験をした時、それを繰り返さないよう強く記憶し、対処する」といった仕組みとなっています。

 暴落という「痛み」を感じ、疲弊して弱りきっているときに見聞きした情報というものは、非常に印象強く心に刻まれます。下落予想をした人のことがまるで神様やスーパーマンかのように見えるため、「この人のことを信じておけば」と引き込まれてしまうのです。

 そして、心の弱みに追い打ちをかける「さらなる暴落煽り」を信じ込み、ベア型ETFを大量購入。暴落煽りは毎日続くため、信じた人は売り時もわからず永遠に「ガチホ」をしてしまい、「まだ下がる」「いつか下がる」「これから下がる」と信じ、まるでお賽銭のような投資を続けてしまうのです

 いよいよ冷静さを保てなくなるほど含み損が広がったとき、一発逆転のホームランを狙うため何の信憑性もない「相場予想マニュアル!」を購入し、当たるわけもない内容に全資産を投じ、破滅を迎えてしまうのです。

 暴落煽りをしている人は「ベア型ETF」や「空売り」に頼りません。その人は暴落に賭ける必要はないのです。実際に暴落が来たならば、暴落煽りにより得た資金を使い追加投資をするだけです。

 煽り立てが上手な人にとって、暴落煽りとは投資より稼げる「情報発信ビジネス」であることが多く、悪質なものは「詐欺」と同類と言えるものなのです。

 皆様自身の大切な資産です。妙な情報に流されず、強い意志を持って投資を続けてください。

  • 空き樽は音が高い
  • ノイジーマイノリティ
  • 少数派は声がでかい

 投資はもはや心理学。これらの言葉を覚えておくと、何かしら役立つはずです。

 皆様の健闘をお祈り申し上げます。

さとり
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